ニット③
ANN DEMEULEMEESTERはかつてアントワープシックスと呼ばれたファッションデザイナーの一人で、かの有名なドリスヴァンノッテンとはアントワープ王立アカデミーの同期にあたります。既に2013年にデザイナーを退任し、その後セバスチャンムニエ（マルタンマルジェラ 出身）、現在はデザインチームがデザインを行なっております。
さて、こちらのショールカラーカーディガンは2001年のコレクションで、ニットをシースルーにしたコレクションを発表しており、その時のものと推察されますが、ANN DEMEULEMEESTERの本人期のものは確定しております。
改めて商品を見ていくと、25%ポリエステルが混ざったコットンのニットで、チェスト周りはシースルーに、アームと襟部分は目を詰めて編み込まれております。特にショルカラー部分の目の詰まり方がすごいです。ニットとしての出来は大変素晴らしい作りです。ボタンはこれまたびっくりの水牛ボタンで、こういったディテールはテーラーの要素をきちんと詰め込んでおります。
Made in Belgium.というのもあまり見かけないポイントです。
サイズはANN DEMEULEMEESTERの表記でXSですが、ANN DEMEULEMEESTERはサイズ表記が最も当てにならないブランドで、寸法測定の結果実際にはメンズのMサイズ相当です。白Tシャツ＋ブリーチデニムのコンビネーションが最も良いですし、ANN DEMEULEMEESTERのコレクションのように全身黒でも良いでしょう。レディースの方にはオーバーサイズで着用可能ですので特におすすめ致します。下記の寸法を参考にご検討下さい。
着丈74cm、身幅52cm、肩幅50
こちらではプロクリーニング仕上げでお送り致します。