Balenciaga by Nicolas Ghesquiere 2009 Sweat Shirt
Sweat③
Balenciagaが入りました。とは言っても現在のDemna Gvasaliaではなく、かつてのBalenciagaを率引したNicolas Ghesquiereのものをご紹介いたします。
そもそもBalenciagaは、1917年にCristóbal Balenciagaが設立したメゾンがBalenciagaです。1968年にメゾンが閉鎖されますが、1986年にJacques Bogart社がメゾンを買収し、Balenciagaが復活を果たします。その後1997年にデザイナーとして就任したのがNicolas Ghesquiereです。Nicolas Ghesquiereはその後2013年までデザイナーとして活躍し、Balenciagaを成功させたのです。その後Alexsander Wang、現在のDemna Gvasaliaと続いているのは記憶に新しいかと思います。現在Balenciaga店舗に置かれているClassicシリーズのバッグはNicolas Ghesquiereがデザインしたものがベースとなっております。
そのようなNicolas Ghesquiereのクリエーションはとにかくモダンなクリエーションであったことは往年のBalenciagaを知っている方でしたら記憶にあるでしょう。ご紹介するスウェットはまさにNicolas Ghesquiereらしいクリエーションが詰まっております。ブラックのボディですが、表面に薄らとラバーコーティングされています。そして首回りのガセットが切りっぱなしのものを縫い付けられております。同じくショルダーのラグランの縫い合わせも切りっぱなしのものを縫い付けた作りになっております。先述したMaison MargielaのIconスウェット とは大きくベクトルが異なり非常にモダンな印象のスウェットではありますが、Nicolas Ghesquiereのクリエーションからして敬愛するMartin Margielaから影響を受けていることが窺えます。こういったクリエーションとディテールの紐解きが古着の面白さなのかもしれません。
当然、BalenciagaのNicolas Ghesquiere期のアイテムは市場でも近年はほとんど見なくなりました。BalenciagaでもあえてNicolas Ghesquiere、現代においてあえてその選択をすることは限りなく正解に近いと思えます。
サイズに関しては表記Mとなっております。メンズはM以下の方、レディースの方もオススメ致します。下記の寸法を参考にご検討下さい。
着丈71cm、身幅57cm、(肩幅、袖丈はラグラン)
こちらではプロクリーニング仕上げでお送り致します。
特記事項
こちらではプロクリーニング仕上げでお送り致しますが、当商品は中古品です。中古品に抵抗がある方はご遠慮下さい。